当医院に来る前の患者様でよく聞かれることがあります。
Q①初めて聞くけど顕微鏡治療って?
Q②保険でみんなにするの?
大きく分けてこの二点です。
★★A①
まずは顕微鏡(マイクロスコープ)についてお話します。当院ではマイクロスコープ2台が治療台3台に対応してます。
マイクロスコープとは人間の視力をはるかに超えた拡大した力(6~32倍)で見ることができ、より正確でより精密に、そして安全な治療が行えます。このマイクロスコープでの治療により、術後の痛みも非常に少なくなり、正確・精密に処置することから、治りも早く、審美的な状態を維持回復できます。
どうしてマイクロスコープを使うのか?
口腔内はとても小さな空間です。そして、その空間の中に32本の永久歯があります。歯科治療はその1本1本の歯を取り扱います。
さらに、奥歯にはその中に3本から4本の歯髄(神経・血管など)を含む根管があります。
大きな齲蝕(虫歯)治療のほとんどはこの根管を扱います。とても細かい手術といえます。今までは、経験と勘で、いわゆる『手探り』の部分が少なからずありました。マイクロスコープを用いる事によりこれまで見えなかった歯の中の細部が見えるようになり、見落としがちな感染物質を的確に除去し、最小限の侵襲に留めるとが出来ます。よって、患者様の歯をできる限り残すために、また歯の詰め物や冠などを永く使っていただくことを重要視します。
現在、マイクロスコープを用いた治療は、以下のようなときに使用します。
診査・診断 ・・・虫歯の診査(特に奥歯の歯と歯のあいだ)・歯のハセツ(これが意外と多い。)など
根管治療 ・・・歯の中の痛む神経(感染した神経)を取り除き、炎症を起こした神経の菅の中をきれいにする治療
外科的歯内療法 ・・・通常の歯内療法で解決しない部分を外科的に行う
歯周病治療 ・・・歯石のチェック。歯ぐきや骨を再建・増大させる治療や手術
審美修復治療 ・・・かぶせ物(セラミックなど)の型どり・装着、インプラント治療など
矯正治療 ・・・ブラケットやバンド周囲のセメントの取り残しのチェック
しかしマイクロスコープを使いこなすためには、かなりのトレーニングが必要で、慣れるまで眼精疲労などが起こったりするため、“精密歯科治療”に対する強いこだわりと信念が必要になります。
★★A②
保険診療においても、100%根管治療患者様に対して使用します。
★★当医院は治療中のライブ画像を見たり、録画して持って帰ることができます。★★
上がマイクロスコープ
下がその画像(うつっているのは歯の中神経)
日曜診療でフルスロットル、ホワイトニング、インプラント、矯正、予防歯科、顕微鏡治療
完全紹介優先制 清水歯科クリニック